こんにちわ!
KAKIYA不動産の福島です。
皆さんは、住宅ローン控除を大きくを見直すなんて話聞いたことありますか?
ローン控除が大きく見直される理由は、
本来利息を払うべき住宅ローンを利用する事で利益がでてしまうという点になります。
住宅ローン控除では、住宅ローンの年末残高に対して1%返ってくるというものになっています。
そうすると住宅ローンの金利で支払う分より、還付される金額の方が多くなります。
場合によっては、利息の倍ぐらいのお金が還付されるなんて事も!
要するに住宅ローンを組んだ方がちょっとお得になる状態になります。
なので本来住宅ローンを使わなくてもお家を購入できる余裕がある人まで、
住宅ローンを組んで購入するという事が行われ、得をしてしまうんですね。
それぐらい制度であるのだから、上手に使えばいいのではないか?
と思われるかもしれませんが、こちらの還付金は税金で支払われています。
そもそも税金を使って誰かが必要以上の利益をあげるって、税金の使い道として不健全なんです。
税金は本来困っている人に使われるべきなので、余裕のある方がわざわざ住宅ローンを組んでもらうのは
違うんじゃないのとなりますよね。
全員がうけれるものなら問題ありませんが、そもそも住宅ローン控除を受けれない人もいます。
そうするとズルイと考える人がでてくるのは、仕方がないかもしれません。
ただ現在はそのような制度だから利用するのは悪くはないと思います。
このような事から税制改正大綱で住宅ローン控除の見直しの話が出ています。
税制改正大綱とは、簡単に言うと、アニメの次回予告みたいなもので、
いきなり法律を改正すると困るので、事前に予告しているといったイメージですね。
実はこれ予定通り改正されると、すごく影響が大きくて、
ちょっと前の消費税2%増税や住宅ローン控除13年が10年に戻るより
もっと損失がでかくなります。
いつかマイホームが欲しいとお考えの方も、
購入のタイミングを悩まれている方も改正までに、
ご相談される事をオススメします。
でわでわ。